こんにちは、むぎ~です!
住宅購入は一生に一度、買い替えた方でも2回ぐらいで、なかなかはじめての住宅購入はわからない事だらけですよね。
これから物件探しをはじめたいけど何から手をつけて良いかわからない!
住宅購入を考えているけど物件探しはいつからはじめれば良いの?
物件を見はじめたけど住宅ローンを進めるタイミングは?
そんなわかりにくい住宅購入の流れについてひと目でわかるフローチャートを作りました。
これを見れば一目瞭然!
迷うことなく住宅購入を進めていく事ができます。
ぜひ参考にしてくださいね~
この記事の著者
ひと目でわかる!住宅購入までの流れフローチャート
住宅購入までの基本4ステップ
マイホーム探しスタートからお家の鍵をもらうまでを状況に合わせて4つのステップに分けました。
注意してほしいことは「お金に関すること」と「物件に関すること」は並行して進んでいくという事です。
ここではこの4つのステップと「お金」「物件」が平行進行していくことだけ覚えてしまえばOKです!
【ステップ1】物件情報収集+資金計画を立てよう
ステップ1はまさに探しはじめの手探り状態。
ここでまず物件を見てみようと「はやる気持ち」は一旦グッと抑えてくださいね。
そもそもまだ探す物件の価格帯が決まっていません。
資金計画を立てよう
大まかな資金計画を立てつつ、それから物件情報の収集に取り掛かりましょう!
資金計画とは、ご自身や世帯の収入から安全に支払いできるラインを引き、借入の上限金額を設定することです。
これにより物件価格の上限が決まります。
物件情報の収集をはじめよう
物件情報収集時には決まった物件価格の上限を超えないようにすることが非常に大事です。
まずはインターネットのポータルサイト(SUUMO、HOMES、Yahoo不動産など)を使い、じっくり物件情報を収集して相場観を養うとなお良しですね。
もし余裕があれば「住宅ローン事前審査」もあわせて進めておきましょう。※ステップ2でも大丈夫です
【ステップ2】物件見学(+資金計画を立てよう)
物件を見にいこう
ステップ2ではいよいよ物件を見学しましょう!
どんな物件があるか楽しみですね~♪
物件を見学するには?
・現地や最寄り駅待ち合わせ
・不動産屋さんの店舗に行き連れて行ってもらう
私が言うのも何なんですが、不動産屋さんってなんとなく怖いイメージありますよね?笑
「お店に行ったら買うまで帰してくれない!」
「買ってほしい営業トークと雰囲気がすごい!」
ネットでこのような体験談を見るとお店に行くのはとても勇気がいるのでついつい「待ち合わせ」を選びがちです。
ですが、最初の1件目は勇気をだして不動産屋さんに行ってみましょう!
なぜかと言いますと、営業を掛けられてしまうデメリットもありますが実はメリットも多くあるのです。
不動産屋さんに行くメリットとは
など、ほんの一例ですが複数のメリットがあります。
特に資金計画や住宅ローンまわりは自身でしらべてもわからない事も出てきますので、不動産屋さんからもらえるアドバイスが役に立つかもしれません。
住宅ローン事前審査を進めよう
物件見学と平行して「住宅ローン事前審査」も進めておきましょう。
事前審査は自身で進めても不動産屋さんにお願いしてもどちらでも大丈夫です。
複数の銀行を比較したい場合は、信頼できる不動産屋さんを見つけて一括でお願いした方が楽かもしれませんね。
気に入る物件が見つかるまで
気に入る物件が見つかるまでは、ステップ1↔ステップ2を繰り返します。
そしてついに欲しいと思う1件に巡り合うことが出来たらステップ3に進みましょう!
【ステップ3】売買契約締結~住宅ローン正式審査申込み
ついに気に入る物件に巡り合うことできたら「売買契約の締結」と進みます。
ですがちょっと待ってください!!!!
物件の中ばかり見て重要なことを見落としていませんか?
売買契約の前にチェック!
契約に進むまえにこれだけはチェックしておきましょう!
以下は見落としているとトラブルになる可能性が高いチェック項目です。
言い出したらキリがないのですが、購入後に後悔しないためにも最低限上記記載の内容はチェックしておきましょう!
売買契約の締結
検証事項に問題がなければいよいよ「売買契約の締結」です。
【売買契約締結の内容】
① 重要事項説明書の説明・読み合わせ
② 売買契約書の説明・読み合わせ
③ 書類への署名・捺印
④ 手付金の授受
※所要時間はおおよそ2~3時間
特に「重要事項説明書」は小さな文字で何ページにもわたりビッシリと細かいことが記載してあります。
眠くなってしまうかもしれませんが、売買契約の中でいちばん重要なポイントですのでしっかり読み合わせましょう。
不明点や不安な部分があれば流さずに質問して必ず解決してくださいね。
売買契約締結が完了しますと販売が終了となり無事にその物件は確保されます。
住宅ローン正式審査の承認をとる
【ローン特約条項とは】
売買契約後には決まった期日までに住宅ローン正式審査の承認をとる必要があります。
もし期限までにどの銀行も正式承認がとれない場合には契約は白紙解約となる特約。
期間は一般的に完成物件でしたら3週間前後、未完成(建築中)物件でしたら1ヶ月前後を設けるケースが多いです。
契約事になりますので期限を守って正式承認をとりましょう。
基本的には事前審査が通っていれば正式審査で崩れることはほぼありません。
ですが、正式審査前に新たな他の借り入れをしてしまったり、現在の借り入れの返済が滞ってしまうと落ちる可能性があります。
銀行から融資を受けるまでお金のことには細心の注意を払いましょう。
【ステップ4】住宅ローン契約~お家の引渡し
住宅ローンの契約
いよいよお家の引渡しが近づいてきたら、その前に銀行との住宅ローンの契約を締結する必要があります。
銀行との住宅ローンの契約は「金銭消費貸借契約」といいます。
タイミングは銀行により様々で、引渡し日(融資日)の3~7営業日前に手続きをしなければならないところが多いですが、JAバンクさんなどは引渡し日当日でも対応してくれます。
融資を受ける銀行で手続きには2時間前後かかります。
また細かい文字がたくさん出てきますが、しっかり理解してから署名捺印しましょう。
お家の引渡し手続き
ついにお家の引渡しの日となりました!
長く大変だった家探しも今日で終わりです。
【引き渡し手続き】
① 不動産登記に関すること
② 融資・残金の支払い
③ お家の鍵や重要書類の引渡しと説明
※所要時間はおおむね1時間前後
※場所は融資を受ける銀行です
この3点が終わりましたら、家探しは完全終了となり、あとはお引越しを残すのみとなります。
住宅のご取得、おめでとうございます!
物件探しはいつから?「スタートから引越し」までに掛かる期間
むぎ~の20年の経験から
あくまでも僕の20年の経験からですが、期間にして本気で探しはじめてから1~2ヶ月ぐらい、見学物件数は10件前後の方が多いイメージです。
半年掛かっても見つからない・見学件数が20~30件でも見つからないという方は、希望と相場がかけ離れてしまっている可能性が高いかもしれませんね。
時間が掛かってしまう方のよくあるパターン
時間が掛かってしまっている方の多くは、探す物件の価格上限をゆるく設定している場合が多いです。
予算オーバーの物件も気にせず見学していて、こんな物件がもっと安くないかな~?と無いものねだりしている方が多い印象です。
何度も言いますが、価格上限をしっかりと決めて予算オーバーの物件は見ないようにしましょう!
まとめ
✅家探しは4ステップを理解すればスムーズ!
✅早いタイミングで資金計画(価格上限)をしっかり立てましょう!
✅売買契約の前に検証事項はしっかり確認!
✅住宅ローン正式承認がおりるまでお金のことには細心の注意を!